ヨガはダイエットに効果的とよく言われていますし、そう認識されていますが、
ヨガがもたらすダイエット効果とは、どのようなものなのでしょうか。
なぜ、ダイエットによい、とい言われているのでしょうか。
ヨガはポーズをとることはもちろんですが、ヨガを行なう時の呼吸法も
とても大切とされています。
ヨガにおけるダイエット効果を、ポーズと呼吸法の両面からご紹介していきます。
ヨガには様々なポーズがあります。
その1つ1つが、普段使っていない全身の隅々の筋肉に作用します。
ポーズによって使う筋肉は違ってきますが、
太腿、ふくらはぎ、足首、お腹、おしり、背中、首、胸、腕、から
指先、頭のてっぺんまで意識して使います。
この「意識」して行うこともポイントで、
ポーズをとった時に、使っている筋肉、伸びている筋肉、ツイストされている筋肉、
などを意識しながら行うことで、正しい筋肉の使い方ができ、
効率的に鍛えることができます。
そして長期的に継続して行うことで、これらのインナーマッスルが鍛えられ、
筋肉量が増えることで基礎代謝量がアップし、脂肪燃焼効率が上がり、
結果、余分な脂肪が落ちる、というサイクルができ、
太りにくく痩せやすい体質へと身体が変わっていきます。
また、ポーズによって作用する部位も違ってきますが、
次のようなダイエット効果が期待できます。
また、美容効果では、バストアップやO脚、X脚の改善の他、
肌にハリやツヤが出るなどの効果もあります。
ヨガで行なう呼吸法は、腹式呼吸や胸式呼吸の他にも数種類あります。
普段何気なくしている呼吸とは違い、深く長く呼吸を行ないます。
呼吸法を行なうことで自分の内面と向き合い、精神をコントロールしたり、
リラックス効果が得られると言われていますが、
実は、肉体面にも大きく作用しています。
ヨガで行う呼吸法は、呼吸とお腹の動きを意識しながら深い呼吸をします。
腹筋や呼吸筋(横隔膜、内肋間筋、外肋間筋、胸鎖乳突筋、
前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋など)を、
普段の自然呼吸をしているよりも、より多く動かすため鍛えられるのです。
これらの筋肉(インナーマッスル)を鍛えることで、筋肉量もアップし基礎代謝があがるだけでなく、
美しい姿勢も保つことができます。