胸式呼吸

胸式呼吸

胸式呼吸とは?

胸式呼吸とは、肋骨を大きく広げて息を吸う呼吸法です。
ラジオ体操の深呼吸などが胸式呼吸にあたります。

肋骨の間のある助間筋や首の筋肉を使って、胸郭(肋骨などからなる籠状の骨格)を
上に押し上げて息を吸います。
胸式呼吸では、息を吸うと胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこみます。

ちなみに、ピラティスは胸式呼吸で行なうエクササイズです。

胸式呼吸の効果・効能

胸式呼吸は、交感神経を活発にする働きがあり、身体が緊張状態になるので、
リラックスする時には向いていませんが、
身体がすっきりと目覚めるので、朝やリフレッシュしたい時、
ストレス発散したい時などに効果があります。

また、姿勢がよくなることも胸式呼吸の特徴です。

胸式呼吸のやり方

1.ヨガマットや座布団などを敷いた上に座ります。
2.骨盤を閉めるイメージでお腹をへこませます。
3.お腹をへこませたまま、鼻から息を吸います。
4.肋骨が大きく開いて肺に息が取り込まれ、胸が大きく広がります。
5.お腹はへこませたまま、口から息を吐きます。
6.肋骨が閉じて肺から息が出ていき、胸がしぼみます。

両手を肋骨の上に置いて呼吸すると、肋骨の開閉の様子がわかりやすいと思います。

次のページでは、「丹田呼吸法」についてご紹介します。